【インタビュー企画 ~留学経験者は語る~】 第1回 政治経済学部 中山真さん
第1回 【インタビュー企画 ~留学経験者は語る~】
政治経済学部3年 中山真さん
ー留学先・留学期間を教えてください。
大学2年生の8月から、
タイのチュラロンコン大学に10ヶ月間
留学しました。
コムローイ祭りにて。
―留学に行こうと思ったきっかけは何ですか。
まず、「留学ってかっこいいな」と思ったのがきっかけでした。
その中でタイを選んだ理由は、欧米の国々に比べてタイには日本人留学生が少なく、他の人と違った経験ができると考えたからです。また、母国語が英語でない国であることから、語学だけではない留学ができると思ったのも理由の一つです。あとはやはり安さですね。使った費用は全部で80万円くらいだったと思います。シンガポールやオーストラリア、国内旅行もたくさん行ってこの値段ですよ!魅力的すぎです。(そのうち10万円くらいは虫歯の治療費ですけど…笑)
―留学に行く前に何か下調べなどはしましたか。
実はタイのことをあまり調べずに行ったんです。とりあえず飛び込んでみたいという気持ちが強くて。でもひとつ言えることとしては、自分の留学先の学生がどのくらい英語が話せるのかということはあらかじめ調べておけばよかったです。私の留学先はみんな英語がペラペラで想像よりも高い英語レベルが要求されたし、現地特有の訛りにも苦労したからです。
―授業は英語で行われたとお聞きしましたが、英語の勉強はしましたか。
はい。特にしてよかったなと思うのは単語の勉強です。たとえ文法がわからなくても、単語がわかれば話の概要は掴め、現地での会話でとても役に立ちました。あとは明治でネイティブの先生が担当している授業を履修したり、ドラマを英語で見たりしていました。
―留学中の一番の思い出を教えてください。
チェンマイであったコムローイ祭りに行ったことです。授業の後にバンコクから弾丸で行ったんですけど、トゥクトゥク(三輪タクシー)の運転手さんが迷子になっちゃって、なかなかたどり着けなくて。だけど現地のHISの方(タイ人)が丁寧に道案内してくれて、無事到着できたんです。人の温かみを感じた、印象深い出来事でした。
―帰国後の変化があれば教えてください。
まずTOEFLが21点上がりました。この結果には自分でも満足していて、留学にチャレンジしてよかったなと。 また、人間的な成長も実感しました。やはり異文化の中で過ごしていたからか、寛容になったと思います。例えば誰かが統率を乱すような行動をしてもイライラすることなく、「そういうこともあるよなあ」って受け入れられるようになって、グループでの作業がスムーズになりました。 あとは上手く英語が話せなくても、コミュニケーションを取ろうとする姿勢も得られたと思います。英語が下手でも自信を持って話さないと世界で渡り歩いていけないなって実感したんです。
―最後に、学生に一言メッセージをお願いします。
行きたい気持ちがあれば、案外なんとかなるものです。留学先には確実に楽しい世界が待ってますよ!
中山さん、貴重なお話ありがとうございました!
https://meijiborderlessorg.wixsite.com/muboofficial
インタビュアー:古木