「短期留学に2回も行くの!?1、2年の春休みを留学に捧げた男の真実」【学生インタビューNo.5】
Prologue:インタビュアー&留学先紹介
Part1:どうして「2回」「短期留学」に行くことにしたの?
Part2:フランス・オーストラリアってお金かかりそう…どうしてたの?
Part3:忘れちゃいけない、学業の話!(笑) 留学での成果は?
Prologue
中山ーみなさん、こんにちは!今回は、1年生の春休みにフランス、2年生の春休みにオーストラリアと、大学生活で2回の留学を経験された、文学部の皆川友さんにお話を聞きます。では、簡単にどんな留学を経験したのか教えてください。
「はい。僕は1年生の春休み、2年生の春休みを使って、2回留学に行きました。1度目はフランスのパリで1か月間、自分が決めた研究テーマ「パリの歴史」に沿って勉強しました。それは留学というよりも研修に近かったです。これは明治の文学部文学科フランス文学専攻の学生のみが参加できるプログラムに参加でした。」
ー大学1年でフランスの歴史について知りたいというのがすごいですね。留学にかかった費用はどれくらいでしたか?
「留学前に申請をして、大学から20万円程奨学金がもらいました。学部のOBさんが出してくれている奨学金なんですけど。自分でかかる費用を申請して補助が出るものだったので、大学でかかる費用は払ってないですね。」
ーすごい!ということは、無料で行ったということですか?
「生活費だけですね。いくらかかるかは、毎日外食をするか、旅行をするかなどその人次第です。まあ、奨学金には報告書を出したり、めんどくさいところもあったんですけどね笑。」
―なるほど。オーストラリアの留学はどうでしたか?
「オーストラリアは、明治大学の春季研修を使って「モナシュ大学」 というメルボルンの大学に行きました。語学留学ですね。ホームステイをしながら週5日語学学校へ行って勉強しました。僕の場合は午後に授業があって、1日5時間くらいやっていましたね。費用は、娯楽費合わせて55万円くらいです。」
Part1: 2どうして「2回」「短期留学」に行くことにしたの?
ーさて、皆川さんは2回も留学に行ったとのことですが、そこに理由はありますか?
「え、理由?それは単に、フランスでは勉学、オーストラリアでは語学力という別の目標があったから。僕にとっては同じ留学でも全然趣旨が違いましたね。あとは、お金の面・卒業単位などを考えても、春に2つ行くのが限界だったんですよ。」
―1年留学とかをすると単位的にきつかったと?
「そうです。行けるものなら行きたかったですよ1年!!笑。でも、自分でお金を貯めて、卒業も4年でしないといけなくて。」
―ヨーロッパやオーストラリアに行きたいとなると、物価が高いですもんね。私(タイ留学1年経験者)も1年行きたくてタイにしたもんなぁ。
ー「そうですよ。お金はやっぱり大事ですよ。」
Part2:フランス・オーストラリアってお金かかりそう…どうしてたの?
―さあ、お金の話がでたので聞きたいのですが、現地ではそれぞれどのような生活をしていましたか?食費・旅行代などを考えると結構かかりそうなイメージですが。
「高い高い高い、ごはん、大変でしたよ!!笑。オーストラリアでは、まだよかったです。ホームステイで、基本的にご飯は出してくれていたので。ただ、フランスではほんとにきつかった。お金がなさすぎて、1日パンしか食べずにしのいだ日もありました…。」
―そうなんですか!?あ、でもフランスのパンだからおいしいのか。
「おいしいけど、安くてシンプルなパンを厳選していたから、さすがに飽きた。」
―笑。だから、生活費は人によるんですね。みなさんも、旅行気分は結構ですがお金の管理はきっちりと!!
そんな、物価が高めの食生活だったみたいですが、自由時間は旅行など行かれました?
「フランスでは、研究が主だったのでお金のかかる観光はほとんどしていないです。研究テーマがパリの歴史だったこともあり、そこで建造物などは見られたので。オーストラリアでは、いろいろ行きました。クラスで仲良くなった留学生と夜ごはんに行ったり、動物園に行ったり。リトルペンギンのいるフィリップスアイランドにも行きました。オーストラリアの動物は、とてもかわいかったですね。」
語学学校で仲良くなった中国人と旅行へ。
ー分かります!わたしもオーストラリアに行ったことがありますが、日本にはない感じの可愛さがありますよね。
「そのほかにも、お祭りの期間にメルボルンの市内でプロジェクションマッピングを見ることができたことは印象深かったですね。夜だけでしたが、通り一面の建物に投影されていてすごくきれいでした。」
メルボルン、プロジェクションマッピングの写真
Part3:忘れちゃいけない、学業の話!(笑) 留学での成果は?
―さて、そろそろ留学の中身の話もしましょう(笑)。フランスでの研究は、どんな成果になりましたか?
―「この研修ではフランス語を話すという面で帰国してから大きく生きました。自分人で、研究のためにフランス語で質問などをしていたので。僕は大学に入ってからフランス語をやっていてフランス語はけっこう聞き取れたほうですが、それでも帰国してから「フランス語で」文学を学ぶ際にだいぶ理解が進むようになりました。」
―なるほど。やはり使うと語学は伸びる、といったところでしょうか。オーストラリアではどうでした?
「オーストラリアでは、語学力向上を目指して必死に勉強したおかげもあって、日本に帰ってきてからTOEICの点数が100近く上がって900点台になりました。短期留学は1か月で短いけれど、しっかり現地で勉強すれば語学力は確実に上がると思います。」
ー800点台から900越えですか!!そこの壁は大きいから、いい成果を持って帰られましたね。どちらの留学でも、結果として語学力がしっかり身についたのですね。
ーいかがでしたか?今回は、アクティブに2つの留学でやりたいことを達成された皆川さんのお話でした。次回は、フィリピン留学をした方のお話です。お楽しみに!